朝井リョウの『何者』を読みました、
ご本人がしゃべっているのをラジオで聴きまして。
どことなくイタイ言葉運びに最初はいらっとして薄っぺらーと思っていたけれど、
なんとなーく、
「いやいや、これで終わりではないでしょ?」
と思わせるものがあって次を読んでしまう。
ご本人がしゃべっているのをラジオで聴きまして。
どことなくイタイ言葉運びに最初はいらっとして薄っぺらーと思っていたけれど、
なんとなーく、
「いやいや、これで終わりではないでしょ?」
と思わせるものがあって次を読んでしまう。
気がついたら飲み込まれてた。
何にも解決しないし、何にも幸せにならないし、なんならむしろ後退するくらいの内容なのに、興奮した。
「うおー、読んだ!」という満足感。
楽しかった!
そういえば、最近観た月刊根本宗子の『夢と希望の先』も面白かったんだよね。
心情の揺らぎ、それ自体なかったものになりそうなくらい当たり前で消えてゆくもの。
そういったものを愚直に表現しているものは、よい。
謙虚さは、品になる。
さて、
引越しの片付けの続きを。
さて、
引越しの片付けの続きを。