2017年6月5日月曜日

前回の作品「私信」の映像です

去年の6月に、立教大で踊ったときの映像です。
アルトーという詩人がテーマで、このために作った「私信」という作品です。



来月の新作はここから1年ぶりです。
1年たって、どう変わったでしょうか。
わたしなりの、ダンスの楽しみ方をお伝えできればと思います。


先日、院の先生だった勅使川原さんの作品を世田谷パブリックシアターで観て参りました。
スキンヘッドのおじさんがゆっくり動いているところで、私はボロボロ泣きました。
前の席の人は爆睡していました。帰り道には「意味わかんねー」と叫んでる人もいました。私も正直、眠たくなったところもありました。

それでも、やっぱり、ただただ人間が尊くて圧倒的に美しくてその瞬間私は泣いたのです。
やっぱり、勅使川原さんは天才です。

がんばります。

***

[climax]
FUNDADA-4th performance
💃🏻Contemporary dance performance by Maki Ito🕺🏻

7月8日(土)
① 15:40開場 16:00開演
② 19:10開場 19:30開演

@ESgallery
東京都渋谷区渋谷2-7-4 elephant STUDIO 2F
(渋谷駅から徒歩11分、青山学院大の近く)

前売2500円 当日3000円
予約→
maakiitooアットマークgmail.com




2017年5月30日火曜日

7月8日に新作[climax]を発表します。


FUNDADA-4 [climax]

Contemporary dance performance by Maki Ito

 

2017/07/08 (sat) ①15:40open 16:00start

                         ②19:10open 19:30start


Tickets : advance 2,500yen / at door 3,000yen


Mail : maakiitoo アットマーク gmail.com

 

@ ES gallery

http://esgallery.tokyo

東京都渋谷区2-7-4 elephant STUDIO 2F

 


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さて、今年も新しい作品を上演しようと思います。
1年に1回くらいはね、更新していこうと思っているところです。

「ダンスをこういう風に見てみるのはどうかしら?」っていうのを提案した去年の公演は、すごくみなさまに褒めてもらったので(うれしかったので)
今年も頑張ろうと思います。
今年はもうちょっと違う角度からチャレンジした作品にしようと思っています。
ぜひ足を運んでいただけましたらうれしいです。

instagramに、イメージや稽古映像などを載せていこうと思っています。
ご覧くださいませ。

2017年1月30日月曜日

期末課題

今年も、学生のレポートを読む時期がきた。

自分の授業内容がとれくらい学生に届いたのか、私自身が振り返る時期でもある。

担当しているのは、一般教養の、体育の中の選択科目、ヨガの授業。
もちろん授業は実技でヨガのレッスンをしているが、最終レポートを提出してもらうようにしている。

実技としてヨガに達成度や順位がつけられないということもあるけれど、
自分の身体で起きたことをきちんと言葉に表す機会になればいいと思い、毎年レポート課題にしている。


課題の内容は、単純に「ヨガの授業を通して感じたこと」を2000字以上。
毎年一緒。

自分の身体で起きたこと、感じたことを言葉にするのは、得意な人の方が少ないと思う。
それでも敢えて、かっこ悪くても、言葉にしてみる機会を。それを受け止める機会を。
書くことに意味がある、そういう課題にしたい。
何を書いても構わないけれど、一言だけでもいいから身体の実感と言葉が結びつきますように。


言葉は便利だ。
便利すぎて、揺れる感覚をも一緒くたに塗りつぶしてしまう。固めて置き換えてしまう。
言葉は伝えるために使うもの。
だからこそ自分の感覚を何か自分のものでないものに暴力的に当てはめてしまうことも、少なからずあると思う。

私はそのことを、学生に伝えたい。
うまく伝えきれてはいないだろうけれど、言い続けている。

身体は世界との接続だから。
見失わないでいてほしい。
身体の感覚に正直で、あってほしい。


さらに今年は事前の説明で、
「人に読んでもらうということを意識しなさい」と重々伝えてみた。

当たり前すぎることなんだけれども単純なこと、てにをはに気をつける、誤字脱字に気をつける、間違いがないかふさわしい言葉遣いか何度も読み直して推敲すること。
雑に書いた文章は、絶対にそういうところでばれる。雰囲気として伝わってしまう。
そして、読む気が失せる。
だから、礼儀としてまず体裁は整えるべきだ。
誠意であり、思いやりでもある。

きっと、大切なことだと思うから。


さて、締め切りの時刻が過ぎた。
読み始めるか!

2017年1月6日金曜日

稽古初め

歩き方を変えようと思って、取り組んでいる。

もともと脚の外に外に筋肉がついてしまっていたのだけれど、
しばらく前からまずは内側に重心がかかるように変えて、太腿は正面から見てだいぶ細くなってきた。


しかし膝下はなかなか変わらない…

つい最近初めて行ったリフレクソロジーの人に、前脛の筋肉が伸び過ぎていると言われた。
大発見!

どうやらつま先を持ち上げる筋肉が弱いらしく、それはつまり歩くときに最後の指先での踏み出しが弱いようだ。

自分では相当気を遣って足裏を使って歩いているつもりだったけれど、
そもそもそれが正解に近いかどうかはなかなかわかりづらい。
とくに、痛みがないものは本当に難しい…
腰痛を治すための腹筋をつけるのはその点分かり易かった。

とりあえず矯正道具も使いながら、
親指と人差し指で地面を蹴り出す感覚を使えるように直している。

親指と人差し指がしっかり使えると、歩いているときに脚の軸のようなものがものすごくはっきりわかる。というか、棒が入っているような感覚になる。



最近日舞を習っているので、新しい発見がたくさんある。

驚くべきは、動きの種類としては一切新しいものはなく、これまであるもの、当たり前の動き、そのやり方が違うのだ。

例えば重力。

これまで自分で踊っていても重さを意識するところまでだったけれど、日舞は重力を利用する。重力に乗る。重力に抗う。
すごくおもしろい。

重力の発見!

私はさ、究極は、
片腕を持ち上げるだけで空間をぐわんと動かして歪ませるようなダンスが踊りたいんだよね。



2月にお世話になっているサントリーホールのブルーローズでうちうちコンサートがあって、そこで久しぶりに踊ろうと思っています。

うちうちとはいえ、お客さんものすごくたくさんだしスタインウェイで生演奏つけてもらえるし。

上原ひろみの曲で踊ろうと思っています。

楽しみだー!

2016年12月28日水曜日

2016年は、

私のバレエクラスのお客さんから、

「先生のレッスンに出てはじめて、ダンスが楽しいって、身体使って表現することが楽しいって知りました」

というお言葉を頂いて、
本当に嬉しかった。


私が伝えられるのは、

音が鳴った瞬間、
照明が当たった瞬間、
お客さんの視界に自分がはまった瞬間、

頭の中が一瞬吹っ飛ぶみたいにギアが入って、
ちょっとだけ自分の身体じゃないみたいな感覚になることが、

楽しいということ。



たまにふと思い出すことがある。

学部の卒論と、修士行くときの研究課題はたしか

「身体がメディアになる」

身体が、人と人をつなぐ何か、中間物のようなものになるという考えだったと思う。

それにしてもあのときは全てが"なんとなく"で組み立てられていた。
数少ない手持ちの積木を土台にして、一生懸命お城を組み立てようとしていた。
抽象的なものはカッコイイもんね。


しばらく時間が経って改めて考えてみると、

身体や身体表現が物理的に何かと何かをつなぐようになる
というより、

人間が身体というものを共通して持つからこそ、共有し得る感覚がある

という方が近いと思い至った。

はたからみたら、そこにそんなに違いはないだろうか…
私的には、世界の色が変わるくらいの発見だ。



"私の身体が私だけのものじゃなくなった" 経験が、
きっかけだと思う。


自分の身体、ひいては命が、
自分のためにだけあるわけではないということ、

それは時に、他人のために

"他人のために在る身体"

べつに自分のために在る身体をなくしてしまったわけではないけれど、

最近、私と私の身体がちょっとだけ切り離されたかんじ。

とくに今年は、そんなことを感じた。


来年はもう少し攻めて行きたいと思っています。



なんか久しぶりに書いたら、テンションの低い文章になっちゃった。
来年はもっと文章も書こう!

本年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を〜!

2016年12月2日金曜日

12月!!

気がついたらすっかり冷える時期になってしまいました。

6月に立教大学で発表した新作「私信」という作品の記録映像をYouTubeにアップしました。


https://youtu.be/xG4lQyQDgWE


この作品を通して、
「伝える」という確かな感覚を掴みかけている気がします。

作品の上演途中、
自分の創り出した閑かさが本当に透き通っていてきれいだった。

残念ながら場の空気の密度みたいなものは収められていなくて、
相変わらず映像としては非常に分かりづらいのですが…

ぜひご覧ください!





先日。
新規で仕事を増やしてみようかと思って受けたフリーインストラクターのオーディションがあり、
来春からの採用ということでひとまず合格をいただきました。

曲げられなかった自分の信念や思考が、だんだん受け入れられるようになってきた気がする。
なんでしょう?
私は丸くなったのかしら。

だけど仕事を、自分のためでなく、人のためにやるべきだと30歳になる前にやっと、やっと気づいた!


新しい作品の公演、次はいつ?と訊かれることが増えた。
訊かれるたびに泣きそうだ。

仕事とは、こういうことなのではないでしょうか。
10年前の私へ。

2016年10月27日木曜日

楽しいこと

朝井リョウの『何者』を読みました、
ご本人がしゃべっているのをラジオで聴きまして。


どことなくイタイ言葉運びに最初はいらっとして薄っぺらーと思っていたけれど、
なんとなーく、
「いやいや、これで終わりではないでしょ?」
と思わせるものがあって次を読んでしまう。

気がついたら飲み込まれてた。

何にも解決しないし、何にも幸せにならないし、なんならむしろ後退するくらいの内容なのに、興奮した。

「うおー、読んだ!」という満足感。
楽しかった!


そういえば、最近観た月刊根本宗子の『夢と希望の先』も面白かったんだよね。


心情の揺らぎ、それ自体なかったものになりそうなくらい当たり前で消えてゆくもの。
そういったものを愚直に表現しているものは、よい。
謙虚さは、品になる。


さて、
引越しの片付けの続きを。